207.家族の嫌な癖は、自分の中にもある

家族の「嫌な癖」って、ありますよね。

引き出しを少し開けたままにする。
せっかく片づけた場所に、物を置く。
「いつか使うから」と、物をため込む。

そんな姿を見ると、

「どうして、ちゃんとしてくれないの?」
「私はこんなに気を使っているのに!」

と、イライラする。

けれど、その嫌な癖は、
形を変えて自分の中にもあるのかもしれません。

夫が引き出しを開けたままにするのが嫌だった私。
でも、よく見たら、私の引き出しも少し開いていました。

母が旅館のビニール袋をため込むのを見て、
「こんなに取っておいて、どうするの?」と思っていた私。

ところが、自分の引き出しには、
100円ショップで買った小さな袋が、
たくさん入っていました。

父が何年も血圧を記録している姿を見て、
「そこまで記録して、どうするの?」と思っていたのに、
私は健康診断の結果を、10年以上取っていました。

家族を見て「なんで?」と思うことは、
自分にも同じ欠片があるからこそ、
目に入ってくるのかもしれません。

そして、イライラの奥には、

「私がこれだけやっているのだから、あなたもやって」
「私の気持ちをわかって」

という、相手への要求や期待が隠れていることがあります。

でも、相手を変えることはできません。

諦めるのは、相手ではなく、
相手を自分の思いどおりにしたいという執着。

相手を変えようとするより、
自分は本当はどうしたいのかを考える。

そんな人体実験についてお話ししました。

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📖今回のお話
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✅ 家族の嫌な癖が目につくのはなぜなのか
✅ 夫の「引き出しを開けたままにする癖」が嫌だった話
✅ 「私は気を使っているのに」に隠れた我慢
✅ 片づけたシンクを汚されると腹が立つ本当の理由
✅ イライラの奥にある、相手への要求と期待
✅ 諦めるのは相手ではなく、自分の執着
✅ 母のため込み癖と、自分の小さな袋コレクション
✅ 父の記録癖と、10年以上取っておいた健康診断結果
✅ 子どもの姿にも表れる、親から受け継いだ癖
✅ きれいな場所と、物が見える場所。両方好きでもいい
✅ 自分のテリトリーと共有部分を分けて考える
✅ 親のお金の使い方や価値観は、子どもにも受け継がれる
✅ お金の使い方は、ロジックだけでは変わらない

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📝今回の気づき
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家族の行動にイラッとしたとき、

「どうして、この人はこうなの?」

と、相手の問題にしたくなります。

けれど、よく見てみると、
自分も同じようなことをしていたり、
自分が我慢していることを、
相手が平気でやっているだけだったりします。

イライラするのは、
相手に何かを要求しているとき。

「私が頑張ったのだから、あなたもやって」
「こんなにきれいにしたのだから、汚さないで」
「私の気持ちをわかって」

そんな本心を見せてもらえる瞬間でもあります。

人を変えることはできません。
自分を変えることだって、大変です。

だから、相手への執着を手放して、
自分は本当はどうしたいのかを考える。

今日はここまで。
この先は明日のこと。

そんなふうに、自分の中で区切ることもできます。

家族の癖を見つけたら、
相手を責める前に、

「これ、私の中にもないかな?」

と、ネタコに聞いてみる。

見つけたからといって、
必ず直さなければならないわけではありません。

行動してもいい。
行動しなくてもいい。

大切なのは、
誰かのせいにせず、自分で選ぶこと。

そしてこれは、生活習慣だけでなく、
お金の使い方やお金に対する価値観にもつながっています。

お金の相談は、数字やロジックだけでは終わらない。
その人が家族から受け継いだ癖や、
無意識の価値観を一緒に見ていくことも、
とても大切なのだと思います。
 
 
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