054.人体実験♪罪悪感をとりはらう実験② ~盗まれた・騙された・暴力をふるわれたのは自分が悪いからでしょうか?の巻。

母のしつけは厳しかった。
私を「幸せにするため」に厳しかった。
トラブルがあったとき、どんなに理不尽でも両成敗だ。

年長の時、耳鼻科に行くための治療費135円を小学生に騙されて盗まれた
小3の時、仲良しに絶交状をもらった
元夫に暴力をふるわれていた

こんな場面でも、
母は言った「相手が100%悪いということはないんだ」と。

今だからわかる。
母の究極の愛の形だということが。
私が世間にでて「困らないように」皆に「愛される」ように、だ。

しかし、
これも無意識の領域に深く刻まれて上書を繰り返し、
何かトラブルが起きるのは「自分が原因だ」と思い込んだ。
原因があって結果がある。
悪い結果があったらその原因は「すべて自分なのだ」と
思い込んでしまった。
結果、非常な罪悪感の刷り込みをし続けた。

だから自分を守るために
「自分が原因にならないように」した。
気が合わない人間とは付き合わないようにした。
本当はさみしがり屋で大勢と一緒にいたい性格なのに、だ。

気が合わない人間とは付き合わないと決めたから、
イライラする人間にはすぐ「ファイトポーズ」をとった。
近づくなというサインだ。

そのくせ、油断した時に気の合わない人間から怒鳴られると
心臓がどきどきして、ひどく落ち込んだ。

そこで実験だ!

友好だった取引先が計画倒産をして、私に多大な迷惑がふってきた。
ダメ元でもいい、怖かったけどその社長の家に突撃し、
こちらの正当な要望を伝えた。→うまくいった。

自分が悪くないのにと思っている時には
「今までのように、すぐに謝ってその場をおさめない」ようにした。
→うまくいった。人の応援まではいった。

仲良くしていた友人が、私に嫉妬して悪い噂を立てた。
今までの癖の通り、そのグループから何も言わずに立ち去った私だったが、
今は戻った。そして、自分の思っていることを話し出した。
→謙虚の気持ちを失わず自己主張することが
少しずつできるようになってきた。

自分の機嫌は自分でとる、と決めたことで、
人への依存が軽くなった。

根拠はないが、
自分で自分の機嫌をとれるようになってきたから、
他人や、他の現象に、
心を揺らされる場面がかなり少なくなった。

何でも自分で決められるんだというこの自信が気持ちいい。
恐怖(人から嫌われるとか)もかなり薄らいだ。

自分の立ち位置くらい自分で作れるんだ。
自分の空間くらい自分で作れるんだ。
実験結果からわかったことだ。しめしめ。

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